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今野が右ひざ負傷、「どんな治療も全力で…」

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[6.4 国際親善試合 日本0-2コートジボワール シオン]

 DF今野泰幸が右ひざを負傷し、途中交代するアクシデントに見舞われた。後半20分過ぎ、FWアルナ・ディンダンの悪質なタックルを受け、負傷。そのままピッチに倒れ込むと、起き上がることができず、担架に乗せられてDF駒野友一に交代した。

 岡田武史監督は今野の状態について「ひざの内側(靭帯)を伸ばした」と説明。交代直後は苦悶の表情を浮かべていた今野だが、試合後は足を引きずりながらもミックスゾーンに姿を見せた。

 「今はアイシングするしかない。最悪は免れたと思う。あとは自分の回復次第」。重傷となれば、チームからの離脱も避けられない。ただ、本人の口ぶりを聞く限り、チームで治療を続けることで本大会に間に合う可能性も残っていそうだ。

 「どんな治療でも全力でやりたい。このチームが大好きだから。試合に出たいし、出られなくてもチームを助けたい」。W杯直前に襲った悪夢のアクシデント。それでも今野は気丈に前を向いていた。

(取材・文 西山紘平)

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