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大久保も決勝ゴール演出で勝利に貢献

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Text alert@南ア・ブルームフォンテーン

 「とにかく中に(パスを)入れてくれと言っていた。入れたら2人がついてくるのは分かっていた」

 左サイドで先発した大久保嘉人が切れ味鋭い動きでカメルーンDFを翻弄し、大舞台で存在感を示すことに成功。39分には松井のクロスに合わせてエリア内に飛びこんで相手2人をひきつけ、本田の先制点を演出した。

 「シュートしようかなと思ったけど、自分のところにDFが2人いた。でも圭佑も見えていたんで。圭佑は(自分が)かぶって見えずらかったと思うけど、これはいけるんじゃないかと思った」

 結果的に松井、大久保、本田の攻撃トリオで取った1点ということにも意味がある。

 ただ、これで喜んでばかりはいられない。本職は“FW”だからだ。「オランダ戦では前から行くことも大事だし、点を取りたいね」と意欲を見せた。

<写真>攻守で奮闘した大久保

(取材・文 矢内由美子)

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