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遠藤、今野、栗原、松井の4選手が代表を離脱

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[9.4 キリンチャレンジ杯 日本1-0パラグアイ 日産ス]

 日本代表からMF遠藤保仁(G大阪)、MF今野泰幸(F東京)、DF栗原勇蔵(横浜FM)、MF松井大輔(トム・トムスク)の4選手が離脱することになった。

 遠藤は左ふくらはぎ痛のため、この日もベンチ外。試合後「無理をせずに(クラブに帰ることになった)。大会だったら出てますし、親善試合なので。ドクターと原さんと話して、同じリハビリをするならチームでということになった」と説明した。

 8月29日の磐田戦で負傷し、1日のナビスコ杯・広島戦も欠場していた。それでもザッケローニ新監督が練習、試合を視察し、ミーティングも行われることから代表合流を決意。ひとまず3日間、チームに帯同できたことで、7日のグアテマラ戦は無理をせず、離脱が決まったようだ。

 G大阪は8日にナビスコ杯準々決勝第2戦を控えるが、「ナビスコに間に合えば一番いいし、入れなかったら、そのあとのリーグ戦に合わせてやっていきたい」と話していた。

 今野は1日のナビスコ杯・清水戦から右ふくらはぎに違和感を訴えており、試合前日の公式練習を途中で切り上げた。この日午前中に検査を受け、「多少の出血があった」ということでベンチ外となり、チームからの離脱も決まった。症状については「詳しくは分からない」と話しており、8日のナビスコ杯についても「分からないですね」と表情は暗かった。

 また、この日先発した栗原は後半23分に負傷交代。左ふくらはぎの筋肉を痛めた模様で、チームに戻って検査を受けることになった。

 一方、トム・トムスクへの移籍が決まったばかりの松井はチーム事情による離脱となった。「ゼニト戦があるので、それに向けて早めに帰ります」。11日にアウェーで強豪ゼニト戦を控えているチームの強い要望を受け、明日5日に渡欧する。

<写真>日本代表MF松井
(取材・文 西山紘平)

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