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緊急先発も動じず、駒野が内田の穴埋める

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[6.6 W杯アジア最終予選 ウズベキスタン0-1日本 タシケント]

 緊急出場にも落ち着いていた。DF内田篤人(鹿島)が体調不良で急きょ欠場。スタジアムにも来れず、宿舎で静養していた内田の穴をDF駒野友一がきっちりと埋めた。

 相手の左MFハサノフに粘り強く対応。右サイドからはほとんどチャンスを与えず、タイミング良いオーバーラップからチャンスにも絡んだ。

 先発起用は「ホテルを出る前のミーティングで言われた」という。W杯出場を懸けた大一番で、突然出番がやってきたが、慌てることはなかった。「しっかり練習して、試合に臨む体をつくっていた。いつもどおり試合に入れたと思う」と頼もしかった。

 内田、DF長友佑都という若手が両サイドバックの主力に成長し、駒野の先発機会は激減していた。だが、サッカーにアクシデントは付き物。いつ出番が来てもいいように準備を整えていた駒野の姿勢には感服するしかなかった。

<写真>日本DF駒野
(取材・文 西山紘平)

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