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ウズベキスタンvs日本 選手採点

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[6.6 W杯アジア最終予選 ウズベキスタン0-1日本 タシケント]

 日本代表は6日、アウェーでのウズベキスタン戦に1-0で勝利。A組2位以内を確定させ、4大会連続4回目のW杯出場を決めた。開催国の南アフリカを除けば、各大陸予選の中で日本のW杯出場決定は世界最速。予選2試合を残しての予選突破となった。
以下、選手採点

GK
1 楢崎正剛(名古屋)
7.0 再三のセットプレーにも果敢な飛び出しでピンチを防ぐ。好セーブを連発し、完封勝利の立役者に。

DF
3 駒野友一(磐田)
6.5 突然の先発起用だったが、安定感あるプレーを披露。相手の左サイドからの攻撃を封じ、効果的なオーバーラップも見せた。

2 中澤佑二(横浜FM)
7.5 相手の屈強なFW陣に競り負けず、ことごとくハイボールを跳ね返した。体を投げ出したスライディングでラストパスをカットするなどピンチを未然に防いだ。

4 田中マルクス闘莉王(浦和)
6.5 空中戦に強さを発揮し、中澤とともに防波堤になる。裏を取られるシーンもあったが、球際で体を張り、ゴールを許さなかった。

15 長友佑都(F東京)
6.0 守勢の展開になかなか攻撃参加できず。相手の右サイドに入ったジェパロフのテクニックに手を焼いたが、決定的なプレーは許さなかった

MF
7 遠藤保仁(G大阪)
5.5 守備に軽いプレーがあり、バイタルエリアを埋めきれず、セカンドボールを拾われた。縦へのパスも少なかった。

17 長谷部誠(ボルフスブルク)
6.5 ドリブルで中央突破を仕掛け、DFラインの背後を狙うフィードも正確だった。チーム全体が連動できず、パスがつながらない場面もあったが、攻守のバランスは保った。

14 中村憲剛(川崎F)
6.0 狙い通りのスルーパスで先制点をアシスト。後半は劣勢になり、周囲のサポートが遅れて、消えている時間も長くなった。

13 本田圭佑(VVV)
5.5 後半21分から途中出場。劣勢の時間帯で流れを変えたかったが、リズムに乗り切れず、ボールロストする場面も。

6 阿部勇樹(浦和)
 後半46分から途中出場。出場時間が短いため採点なし。

FW
10 中村俊輔(セルティック)
5.5 低い位置でのプレーが多く、らしくないミスも。豊富な運動量で守備に貢献したが、決定的な仕事はできなかった。

16 大久保嘉人(ボルフスブルク)
5.0 前半は中央に入ったが、ボールが収まらず。スペースを突く動きはよかったが、シュートも枠を捉えられなかった。

9 岡崎慎司(清水)
7.0 値千金の決勝点。泥臭いゴールで日本をW杯に導いた。中央に移った後半は守勢を強いられ、攻撃で見せ場はなかったが、最後まで運動量は落ちなかった。

12 矢野貴章(新潟)
6.0 後半24分から途中出場。サイドに入って攻守に動き回った。高さも生かして競り合いで体を張った。

(取材・文 西山紘平)

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