beacon

GK西川は無失点デビュー。「Jでデビューする前日のような緊張感だった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

Text alert@アウスタ

北京五輪代表GK西川周作(大分トリニータ)が国際Aマッチ初先発。被シュート2本と、ほとんど守備機会のない試合ではあったが、最後まで気を抜かず、06年2月22日のアジア杯予選インド戦(日産スタジアム)以来となる6-0の大勝を演出した。

「こういう相手には1、2回はピンチがあるものだけど、きょうはなかった。みんな集中してやっていた。アピールというより、ゼロで抑えられたことが良かった」と、最後まで気を緩めずに試合を締めたことを自己評価。「緊張感はあった。Jでデビューしたナビスコカップの試合の前日みたいな緊張を感じました」と言い、公式戦無失点勝利という結果に安堵の表情を浮かべた。

1年ぶりの代表招集。リラックスルームには、岡田ジャパン立ち上げ当時と同じく、「ワールドカップベスト4」と書かれた紙が貼られていた。「今はさらに、クロスの精度や攻撃面の課題がチームで言われるようになっている。個人的には体幹トレーニングやローパワートレーニングもやっていく」と大いに刺激を受けていた。

<写真>日本代表GK西川
(取材・文・矢内由美子)

TOP