[10.14 キリンチャレンジ杯 日本5-0トーゴ 宮城ス]

　DF徳永悠平がA代表初先発を飾った。8日の香港戦、10日のスコットランド戦に続く3試合連続の出場。3試合すべてに出場したのは徳永とMF大久保嘉人だけ。前半45分のみの出場だったが、「いろいろやってチームのコンセプトも分かった」と充実の3連戦となった。

　これまでDF内田篤人の独壇場だった右サイドバックに風穴をあけた。香港戦では正確な右クロスでアシストを記録。守備でもフィジカルの高さを武器に岡田武史監督の評価を一気に高めた。

　「試合に出ていい経験になった。これを次につながるようにしていきたい」。W杯本大会まで続くポジション争い。ようやくそのスタートラインに立っただけだが、確かな存在感を示したことも間違いない。

<写真>日本代表DF徳永
(取材・文　西山紘平)