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U-22反町監督、柏木&青山敏は戦力外

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 U-22日本代表は、北京五輪アジア最終予選サウジアラビア戦(8日、ダンマン)に向け、ドバイで合宿中。スポーツニッポンによると反町康治監督(43)が、風邪をひいて調整が遅れているMF柏木陽介(19=広島)とMF青山敏弘(21=広島)をサウジアラビア戦の構想から外す考えを明かしたという。

 柏木、青山敏は、ともに反町ジャパンの中心選手。柏木は8月22日のベトナム戦で初出場ながら右CKから決勝弾をアシストし、ボランチの青山敏も過去8試合に先発している。両選手ともに当初はサウジアラビア戦先発が有力視されていたが、日本出発前に体調を崩して3日のゲーム形式の練習を回避。風邪のまん延を防ぐため、ホテルでも隔離されている模様だ。その2人に対し反町監督は「せきをゴホゴホしてるようなやつは試合に出せない。そんなやつとは心中できない」と吐き捨てたという。

 2人の起用にメドが立たないことで、ゲームプランの変更を余儀なくされる反町監督だが「選択肢はいろいろある。状態を見つつベストの選手を選ぶ」と説明。2人の代役にはMF家長昭博(21=G大阪)、MF本田拓也(22=法政大)が有力となっているようだ。カタール戦(12日、国立)を含めた2連戦では、主力2人を外した“ベスト布陣”に自らの進退を懸けることになったと同紙は伝えている。

(文 吉田太郎)

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