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岡崎が初のベスト11、「自分の生活をすべてサッカーに捧げる」

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 清水エスパルスのFW岡崎慎司が初のベストイレブンに選ばれた。今季は全34試合に出場し、14得点。何より国際Aマッチ16試合15得点とゴールを量産し、6月6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタンで日本を4大会連続4回目のW杯出場に導く決勝点を奪うなど日本代表での目覚ましい成長が印象的だった。

 「ビックリしています。選ばれるとは思っていなかったので」とベストイレブン選出を喜びながらも、首位浮上後5連敗を喫したリーグ戦を振り返り、「最後は苦い思いをして、悔しい年だった。後味悪いですね」と悔やんだ。

 今年から優秀新人賞および新人王の規定が変わったことで、優秀新人賞にノミネートされた岡崎には新人王獲得の可能性もあったが、これには「5年目なので…」と苦笑い。「来年はチームでここに立ちたい」と来季こそ悲願のタイトル獲得を誓った。

 来年はW杯イヤー。チームでのプレーと同様に、W杯に懸ける思いは強い。「上に行けば行くほど、自分の生活をサッカーに捧げないといけないなとあらためて思った。すべてがサッカーにつながるように生活していきたい。(W杯までの)6ヵ月を濃いものにして、死に物狂いで練習したい。どこまでやれるか分からないけど、ゴールを取れるぐらい成長して、最高の準備をして臨みたい」と力強く語っていた。

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<写真>初のベストイレブンに選出された清水FW岡崎慎司

(取材・文 西山紘平)

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