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闘莉王が意味深発言。「連続ベスト11? もう、いいでしょ」

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 浦和レッズのDF田中マルクス闘莉王が6度目のベストイレブンを受賞した。表彰式では、浦和退団が決定的な闘将から意味深発言が飛び出した。

 6度目の獲得については「まさかです。今年は絶対にないと思っていたので、本当に1年間ずっと戦った仲間たちに感謝の気持ちを伝えたいなと思います」と感想を述べたが、インタビュアーに、来年の連続選出について問われると「もう、いいでしょ」と話し、会場の笑いを誘った。

 去就が注目されているだけに、来年は海外リーグ? と思われる発言で、ざわめきも起きた。

 さらにTV取材では、サポーターについて言及。「ほんとね、心熱いサポーターに支えられた。さらにいい選手になれるよう、もっと楽しいサッカーを目指してがんばりたい」とこちらも意味深発言をした。

 闘莉王には、プレミアリーグのウィガンやオランダ1部・トゥエンテ、ウズベキスタンのブニョドコル、名古屋などが獲得に興味を示しているが、まだ正式決定はしていない。闘莉王は表彰式後、取材エリアに姿を見せたが、取材に応じることはなく、無言で通り過ぎた。

 この日の発言には、本当に何か“深い意味”があるのか。今後の動向にますます注目が集まる。

MVPやベスト11受賞者はコチラ

(取材・文 近藤安弘)

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