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GK相澤魂の「顔面ブロック」!無失点に川島「ナイスセーブ」

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[7.14 J1第11節 川崎F 0-0 大宮 等々力]

 ベルギー1部のリールスへ移籍した日本代表GK川島永嗣不在のゴールを守ったのは、川崎フロンターレでは06年9月以来の出場となるGK相澤貴志だった。昨年のナビスコ杯準決勝で好セーブを連発し、川島の後継者と目されていた23歳GK杉山力裕が10日に左腓腹筋肉離れの負傷を負い離脱。緊急先発となった相澤だが、ゴールを死守する。前半32分には右サイドからのラストパスに反応したMF青木拓矢に至近距離から強烈なシュートを放たれるが渾身の“顔面ブロック”。相手にリードを許さなかった。
 
 「何とか体に当てればと思っていた」と必死のセーブでゴールを守った相澤。前半戦でチームはリーグワースト2位タイの20失点を喫していたが、相澤の奮闘もあり無失点で試合を終えた。相澤は「ゼロで終われたのはよかった」。試合後、川島から「ナイスキーパー!」と声をかけられていた守護神は、これから自分たちが川崎Fのゴールを守っていくという思いを新たにしていた。

<写真>身体を張った守備でゴールを守るGK相澤
(取材・文 吉田太郎)

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