[8.8 J1第17節 F東京0-1名古屋 味スタ]
　左膝滑膜炎で離脱していたFC東京のDF徳永悠平が8日の名古屋戦に途中出場し、リーグ戦4試合ぶりに戦列復帰を果たした。
　後半14分からMF羽生直剛に代わって入り、最初はボランチを務めた。途中からは右MFに回るなどユーティリティー性を発揮して攻守で奮闘した。右MFは予定になく、本人は戸惑ったことを明かしたが、シュートも1本放ち、まずまずの動きを披露した。
　コンディションはまだ万全ではないようだが、ボランチにSB、そしてCBもこなせる男の復帰は頼もしい。徳永は「悔しいですね。自分が途中から入ってこうなってしまって。(怪我は)もう痛みはないので、コンディションを上げていきたい。サッカーの内容も悪くない。こういう順位にいるチームじゃないので」などと話し、後半戦はさらに奮闘し、上位に導くことを誓っていた。
<写真>F東京DF徳永
(取材・文　近藤安弘)