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浦和vs清水 試合後の選手コメント

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[8.2 J1第20節 浦和0-1清水 埼玉]

 J1第20節は2日、各地で3試合を行い、埼玉スタジアムでは浦和レッズ清水エスパルスが対戦。同一カードだった7月29日のナビスコ杯準々決勝第2戦で3-0で快勝している清水は後半25分、MF枝村匠馬が先制点を決めると、この1点を守り抜き、1-0で浦和を返り討ちにした。

<浦和>
●FW高原直泰
「結果が出ていないということはどこかに問題があるということだと思うけど、それは僕が言うことじゃない。チームとして修正して、次の試合に向けて準備するだけ。何が悪いとか言っても始まらない」

●MF原口元気
「最後まで崩し切ることに少しこだわりすぎている。(シュートを)打ちたい気持ちもあったけど、中にフリーの選手がいるのが見えてセンタリングに切り替えたりしていた。そういうサッカーを目指してやってきているから、そうなっちゃうというのはあったのかなと思う。ターンして、すぐ打つとか。そういうのが必要だった」

●MF山田直輝
「前半がすべてだった。チャンスはあったし、最低1点は決めないとけない内容だった。空いているところを探して、その結果、安全なプレーになってしまった。2、3本横にパスを入れたら、次は縦とか工夫しないと。周りが空いているので、シュートじゃなくて、そっちを使っちゃうというのが今の現状。点を取るためにボールを回しているのだから、点が取れるならどこからでもシュートを打った方がいい」

<清水>
●FW岡崎慎司
「自分が慌てたら周りも自分に預けたくないだろうし、自分が落ち着いてプレーすればパスも来るし、周りも思い切りプレーできる。ボールは出てくるようになったし、あとは自分次第。きょうは決められた、きょうは決められなかった。そういう意味で自分次第」
―5位に上がったが?
「上位にいるときの勝負はプレッシャーがかかるし、成長もできる。常にこういうところで試合をすることが大事。そこで勝てるようになれば、成長につながる」

●MF枝村匠馬
「みんなタフに動いていたし、いい感じで点も取れた。前半、他の選手にはチャンスがあったけど、自分の方になかなかボールが来なくて。後半もあの1本だけだった。狙い通りではなかったけど、とりあえず枠には入れようと思って蹴った」
―これで5位に浮上したが?
「2位、3位は見えてきた。とりあえずそこには追いつけるように、しっかり準備したい」

●DF青山直晃
「最後は押し込まれたけど、結果として1-0で勝てた。集中してやれたと思う」
―浦和とは連戦だったが?
「ホームでいい戦いができて、相手も同じだったのでイメージしやすかったし、やりやすかった。きょうの勝利はすごく大きい。次につながる勝利だし、上を向いてやっていきたい」
―先発から外れた時期もあったが?
「この半年ぐらい、調子が上がらなくて、人のせいにしていた。周りの人だったり、選手だったり、監督だったり。でも先発から外れてショックだったし、自分がダメだったんだから自分がやらなきゃと思えるようになった。サッカー選手は先発から外されたら終わり。そうなってみて、自分の考え方が変わった」

(取材・文 西山紘平)

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