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[AFC選手権]日本、イランに敗れ3位決定戦へ

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 AFCフットサル選手権ウズベキスタン2010に参加中のフットサル日本代表は28日、準決勝でイランと対戦したが0-7で完敗した。日本は30日に中国と3位決定戦を行う。

 日本協会によると、日本は開始1分に失点してリズムを崩す。だが、その後は落ち着いてボールを回そうとするが、地力で勝るイランゴールを割ることはできない。前半は何とか0-2で折り返したが、後半、集中力も欠いて失点を重ね0-7の完敗に終わった。

以下、日本協会発表の試合後のコメント

●ミゲル・ロドリゴ監督
「前半はプレスをかけられていましたし、ボールポゼッションでも我々のほうが上回っていました。イランはロングボールを蹴るばかりで、戦術的な戦いを避けていたように見えました。決定的なチャンスは日本が3、4回、イランは2回しかありませんでしたが、イランはその2回を確実に決めてきました。私たちにとって大きかったのは3点目です。ハーフタイムにリフレッシュした後に、相手にプレゼントするような形でゴールをあげてしまいました。強い相手にそのようなミスをしては勝つことはできません。大事なのは繰り返さないこと。私たちのような若いチームにとって大きな経験になると思います」

木暮賢一郎
「このグループになってから初めてのAFCフットサル選手権で、当然優勝を目指してやってきましたが、現実としてこういう結果になったことは受け止めなければいけない。これまでもイラン戦ではこういうことがあったし、それを受け止めてバネにしてきたからこそ、4年前の優勝とかがあると思うので。日本代表が強くなってきたのには「イラン」という存在が非常に大きかった。この結果が今の日本代表を強くなるためにつなげていかなくてはいけないと思います」

小宮山友祐
「2年前の(AFCフットサル選手権準決勝)イラン戦で自分のミスで0-1で負けてから、ずっとイランに勝つことを目指してきたので残念です。言葉にならないぐらい悔しい。イランという相手の強さであったり、準決勝という舞台の怖さを、経験のある自分がもっと周りの選手たちに伝えられれば良かったのですが……。イランとの間に7-0というスコアほどの差はないとは思うし、自分たちの方向性は決して間違ってはいないと思っています。気持ちを切り替えて、3位決定戦に臨みたい」

(文 近藤安弘)

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