beacon

[MOM241]米子北高MF川元徳馬(3年)_レギュラー奪還のきっかけに

このエントリーをはてなブックマークに追加

[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.15 JFAプリンスリーグ中国1部第6節 米子北高 4-1 玉野光南高]

 米子北高(鳥取)のMF川元徳馬はこの日が久々の先発出場、強い気持ちを持って試合に臨んだ。「ずっとダメだったので、今日は巻き返すチャンスだと思っていました。相手はサイドが空くので、そこを狙った」。その言葉通り、彼は前半から得意のドリブルを駆使して、サイドに起点を作った。

 そして、それだけでなく「ドリブルだけでなく、自分が動く量が増えればリズムが出来る」と、積極的に中に入っては、ボランチの藪田貴大と連動して、ボールキープとツートップへのパスで、攻撃を牽引した。彼のプレーがあったからこそ、米子北は縦一辺倒にならず、変化を加えながらカウンターを繰り出すことができた。

「今日はプレーしていて楽しかった」と躍動した川元は、試合終了間際の87分までプレーし続けた。
「まだまだ課題は多い。まだ攻守の切り替えの部分で指摘されているので、そこを改善しながらやっていかないとまた代えられてしまうので、気持ちを引き締めていきたい」。

 この試合をレギュラー奪還のきっかけに。真のチームのリズムメーカーとなるべく、自覚を持って課題克服に努力していく意思を見せた。

(取材・文 安藤隆人)

TOP