高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ中国1部

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プリンスリーグ中国1部は23日、第14節を行った。

　首位の広島皆実高(広島)は玉野光南高(岡山)と対戦。前半10分にゴール前の混戦からFW渡大生が決め手広島皆実が先制する。だが同43分に玉野光南の2年生FW石本湧輝に同点ゴールを決められてしまう。広島皆実は相手の3倍のシュート15本を放ったが2点目を奪えずに1-1で引き分けた。

　広島皆実と勝ち点1差の2位につけていた作陽高(岡山)が首位に立った。3位・米子北高(鳥取)と対戦した作陽は前半41分、左サイドのMF山本直輝からのパスを受けたMF高瀬龍舞が左足で先制ゴール。作陽は米子北に全くシュートを打たせない堅守で1-0で勝利。首位浮上を果たした。

　瀬戸内高(広島)が乱打戦を制して3位へ浮上した。山陽高(広島)と対戦した瀬戸内は前半8分にMF善本元が左足で先制ゴールを決めると、12分にはFW元田龍矢の右クロスを善本が頭で合わせて2-0とする。前半だけで6ゴールを決めた瀬戸内は山陽の追撃をかわして6-4で勝った。

　開星高(島根)対境高(鳥取)は11の後半17分に境MF藤田勇気が勝ち越しゴールを決めたものの、開星は後半44分、FW越野大地が右足で同点ゴールを決めて2-2の引き分けに持ち込んだ。

　山口県勢対決となった西京高対高川学園高戦は0-0の後半5分、高川学園の10番MF北村海里が右足で決勝ゴールを決めて1-0で高川学園が勝っている。
　
【プリンスリーグ中国1部第14節】
(9月23日)
[広島広域公園補助競技場]
山陽高4-6瀬戸内高
[山]萬代翼3(35分、57分、90分+3)、三谷幸聖(51分)
[瀬]善本元2(8分、12分)、米沢健吾(21分)、元田龍人2(24分、45分)、松尾省吾(44分)

[東郷運動公園多目的広場]
開星高2-2境高
[開]越野大地2(4分、89分)
[境]磯江鉄男(21分)、藤田勇気(62分)

[高川学園サッカー場]
西京高0-1高川学園高
[高]北村海里(50分)

[岡山県美作ラグビー・サッカー場第2補助競技場(人工芝)]
作陽高1-0米子北高
[作]高瀬龍舞(41分)

[灘崎町総合運動公園多目的広場]
玉野光南高1-1広島皆実高
[玉]石本湧輝(43分)
[広]渡大生(10分)


※日程は3月31日発表、変更あり
特設:プリンスリーグ中国1部
(構成　吉田太郎)