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[Y☆voice_51]G大阪ユースGK田尻健「目標はあくまでプロ」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第51回はガンバ大阪ユースのU-17日本代表GK田尻健選手(2年)です。中学3年生だった08年にはFW宇佐美貴史(現G大阪)らとともにAFC U-16選手権予選に出場し、U-17W杯の出場権を勝ち取った守護神。その後着実に経験を積んできている田尻選手の現在の課題、目標とは?

―今年のチームはプリンスリーグ関西2部からのスタートとなりました。
「確かに1部に比べるとレベルは下がりますが、大事なのは自分たちがどう戦っていくかであって、メンタル面のコントロールが重要でした。2部でも学ぶことは沢山ありますし、いかに失点を少なくするかを意識して戦いました」

―個人的に意識している点、高めたいところを教えて下さい。
「そうですね、失点を喫した後の立ち直りをもっと早くしたいですね。すぐに気持ちを切り替えて、次のプレーにスムーズに移行出来るようにしたいです。あとは、GKとしてのすべての技術をもうワンランク向上させたいです」

―今年伸びたところはどこでしょうか?
「コーチングですかね。コーチングでしっかりとDFを動かして、リスク管理を意識するようになりました。いかに組織として守るか。そこは伸びてきていると思います。あとは、自分の武器は状況に応じたフィードなので、そこはもっと高めていきたいです」

―年代別代表にも選ばれるようになりました。
「そうですね、選ばれて本当に光栄だと思っています。僕の目標はあくまでプロなので、こういう代表には入って、いろんなことを経験したいですね。たとえ代表に選ばれないことがあっても、今度は次は必ず選ばれようという気持ちが強くなると思います。代表でもG大阪ユースでも、しっかりと自分の力を発揮出来るようにやっていきたいと思います」

(取材・文 安藤隆人)

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