高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ ウエスト

　高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグウエストは15日、第6節を行った。

　開幕5連勝で首位を独走するサンフレッチェ広島ユース(広島)は立正大淞南高(島根)と対戦。前半22分にU-17日本代表MF野津田岳人の決めた1点を守って1-0で勝ち、開幕6連勝を飾った。広島ユースは3戦連続完封勝利。

　広島ユースを勝ち点5差で追う2位
・京都サンガF.C.U-18(京都)は4位のアビスパ福岡U-18(福岡)と対戦。後半32分にU-17日本代表候補のFW田村亮介が決勝ゴールを決めて京都が1-0で勝った。

　3位のセレッソ大阪U-18(大阪)はMF丸岡満とU-17日本代表FW南野拓実のゴールにより2-0で愛媛FCユース(愛媛)に勝利。名古屋グランパスU18(愛知)はU-18日本代表候補FW高原幹の先制ゴールなど後半の3得点で富山一高(富山)を3-0で下した。広島観音高(広島)対東福岡高(福岡)戦は試合終了間際に得点を奪い合い、1-1で引き分けている。　

【プレミアリーグウエスト第6節】
(5月15日)
[富山一高 人工芝G]
富山一高0-3名古屋U18
[名]高原幹(56分)、奥山政幸(72分)、都竹俊優(83分)
名古屋は0-0の後半11分、混戦からU-18日本代表FW高原幹が先制ゴール。21分に富山一のDF松本岳が2枚目の警告を受けて退場。畳み掛けた名古屋は27分にMF野崎椋のパスからMF奥山政幸が2点目のゴール。38分には1年生FW森勇人のパスからMF都竹俊優が決めて3-0。名古屋はシュート25本を放った。

[北条スポーツセンター]
愛媛ユース0-2C大阪U-18
[C]丸岡満(44分)、南野拓実(51分)
C大阪は前半44分、MF小暮大器のパスからMF小暮大器が先制ゴール。後半6分にはFW風間健治とのパス交換からU-17日本代表FW南野拓実が右足でゴールを破った。愛媛はFW林祐希がシュート4本を放つなどシュート数では相手を上回ったが零敗。

[島根県立サッカー場]
立正大淞南高0-1広島ユース
[広]野津田岳人(22分)
シュート数は16-8で広島。広島は前半22分、10番FW藤井貴之、MF森保圭悟とつなぎ最後はU-17日本代表MF野津田岳人が先制ゴール。追加点を奪うことはできなかったが、3試合連続無失点で開幕6連勝。

[広島広域公園第一球技場]
広島観音高1-1東福岡高
[広]繁政直弥(90分+4)
[東]田久世涼(90分+3)
0-0で90分間を終えた試合は後半ロスタイムに激しく動いた。48分に東福岡は10番MF白井優登のFKをDF田久世涼が頭で合わせて先制する。だが広島観音はその直後、混戦からDF繁政直弥が起死回生の同点ゴールを決めて勝ち点1をもぎ取った。

[雁の巣レクレーションセンター球技場]
福岡U-18 0-1京都U-18
[京]田村亮介(77分)
2位の京都がアウェー戦を勝利。前半からシュート9本を放つなど攻める京都は0-0の後半32分、U-17日本代表候補FW田村亮介がドリブルシュートを決めて先制。この1点をDF高橋祐治主将とGK杉本大地のU-18日本代表コンビらを中心に守りきった。

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(構成 吉田太郎)