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[JFAプレミアカップ]初Vへ!横浜FMジュニアユースが5発発進

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中学年代日本一決定戦!
「JFAプレミアカップ2011 supported by NIKE」

[5.3 JFAプレミアカップ1次R SSSジュニアユース0-5横浜F・マリノスジュニアユース J-GREEN堺]

 中学年代の春の日本一決定戦、「JFAプレミアカップ2011 supported by NIKE」が3日、大阪府堺市の開幕。午前中に1次ラウンド第1戦が行われた。過去4度3位に入っている横浜F・マリノスジュニアユース(関東/神奈川)とSSSジュニアユース(北海道)との一戦(グループA)は5-0で横浜FMが快勝した。
 大会は12チームが参加。4チームずつの3グループに分かれて1次ラウンドを戦い、各グループの1位と各グループ2位のうち成績最上位の1チームの計4チームが準決勝へ進出する。 


 試合は前半7分、4月に飛び級でU-16日本代表フランス遠征メンバーに選出されていたMF佐藤陸とGK田口潤人を擁するMF横浜FMがスコアを動かす。FW大嶌駿の展開から左サイドでパスを受けたFW後藤航が中央へ切れ込みながら右足を振りぬくと、シュートは狭い二アサイドを破り、ゴールへと吸い込まれた。

 また先制した横浜FMは三浦文丈監督が「後ろで構える守備より前から。GKから出たパスを取りに行く」と語ったように、横浜FMはディフェンス面でも前線からアグレッシブな守備で相手に思うような攻撃をさせない。
 
 それでもSSSは巧みなボールコントロールを見せる10番MF渡邉和史や突破力に優れた右SB池田紘大を武器に反撃。22分には池田の右クロスを中央で受けたMF進藤亮佑がトラップでDFを外すと、そのまま決定的な右足シュートへと持ち込んだ。

 ただ、前半唯一のシュートが枠を外れると、この後は横浜FMが鮮やかなパスワークでSSSの守備を切り裂き、連続得点。まずは24分、左SB千葉駿哉からのくさびのパスを後藤が落とすと大嶌が右足でゴール左隅へ流し込む。三浦監督の「ここからだぞ」のゲキでギアをさらに上げた横浜FMは、25分にも立ち上がりから巧みな身のこなしを見せていた右MF田中郁也を起点とした攻撃から、大嶌の折り返しを後藤が決めて3-0と突き放した。

 横浜FMは後半14分にも大嶌のラストパスを佐藤がスライディングでの右足シュートで決めて4点差。SSSはDF田鎖廣大のシュートなどで1点を奪いにいくが、ゴールを破ることはできず、逆にロスタイムにも途中出場のMF景山亜月のゴールで加点した横浜FMが初Vへ好発進した。

[写真]後半14分、横浜FM JYの佐藤がスライディングシュートを決める
(取材・文 吉田太郎) 

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