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浦和vs清水 試合後の選手コメント

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[7.15 ナビスコ杯準々決勝第1戦 浦和2-1清水 埼玉]

 ナビスコ杯は15日、準々決勝第1戦を行い、埼玉スタジアムでは浦和レッズ清水エスパルスが対戦し、2-1で先勝した。。浦和は前半24分、DF田中マルクス闘莉王のPKで先制。後半3分にMF枝村匠馬のゴールで追いつかれたが、同15分にFWエジミウソンのゴールで勝ち越した。
以下、試合後の選手コメント

<浦和>
●FWエジミウソン
「グループリーグの1位通過と2位通過でアドバンテージがあるのかどうかが疑問。普通だったら(1位通過のチームが)最初はアウェーで、次がホームだと思う。ただ、一番大事な勝利はおさめられた。とりあえず一歩リードすることができた」
―ゴールシーンは?
「チーム全体がいい感じになっているし、お互い助け合っている。バーに当たって、後ろから走っていたので合わせるだけだった」

●MF原口元気
「初めて自分が納得いくプレーができた。今までで一番よかったと思う。調子がいいときは自然と体が動く。ドリブルしても相手の逆を取れたり、自然とできる。むしろあまり意識してない方ができている。絶対、ボールを取られない気がした。ドリブルしたら絶対行けるなっていう感じがしてた。ユースのときはいつもそうだったけど、プロでは初めてで、すごい楽しかった」
―PKの獲得したシーンは?
「その前のプレーでも調子がいいのは分かっていた。相手に向かって行けば、逆を取って抜けるなと」
―PKは蹴ろうと思わなかった?
「絶対、蹴らないです(苦笑)。エジさんかなと思ってたら闘莉王さんが来たので。誰でも決めてくれればいいです」

●MF濱田水輝
「他のユース組は先発で出ていたし、自分もそろそろと思っていた。(先発を)聞いたときはうれしかった。途中から出るのとは全然緊張感が違って、いい経験ができた」

●DF田中マルクス闘莉王
―めずらしくPKを蹴ったが?
「入れることだけを考えた。入ってよかった。GKも逆に飛んでくれたので」
―2点目のシーンは?
「ちょうど空いたので。上がれるタイミングだったし。そのまま入ると思ったけど、エジは調子がいいから、ああいうところにも詰めてくれる」
―守備面は?
「思ったより清水が出てこなかったので、やりやすさはあった」
―次はリーグ戦で大分と対戦するが?
「大変な試合になると思う。相手もいろいろ大変な時期。簡単には絶対勝てない。ややこしい試合になる」
―PKはGKの動きを見て蹴った?
「あんま言っちゃうと、俺の蹴り方がバレちゃうから」
―つい代表で外したことを思い出してしまうが?
「PKは難しいんだよ。よく言うけど、PKは社長が蹴ればいいんだよ(笑)」
―攻撃参加が多かったが?
「細貝が(ボランチに)入ると、スムーズにできる。あいつは常に俺のことを見てくれるし。あのポジション(ボランチ)ならそろそろ代表に入るんじゃない?」

●DF高橋峻希
「失点シーンはいらない失点だった。アウェーゴールを相手にあげてしまったし。個人的にも左足をどんどん使えないと、もっと強いチームになったら通用しない。まだまだです」

●GK山岸範宏
「ナビスコ杯が近づけば、自分がという欲は常に持っている。ただ、近づいたから新しいことを始めるわけじゃなくて、今までやってきたことの積み重ねを出すだけ。前半は完璧に近い内容で進められたけど、後半立ち上がりの失点が悔しい。アウェーゴールを考えても残念」

<清水>
●FW岡崎慎司
「大きいアウェーゴールを取ることができたし、悲観することじゃない。次のホームで勝負をかけられる。内容はまだまだだけど。自分も外したし」
―終了間際に惜しいシュートがあったが?
「もうちょっと余裕を持って切り返してとかできれば。余裕を持ってやればよかった。阿部さんのスライディングも見えてなかったし」
―次はリーグ戦で鹿島と対戦するが?
「鹿島は連勝が続いているし、そういう相手とやれるのは楽しみ。やってやろうという気持ちは大きい。それでガンバ戦も勝ったし」

●MF兵働昭弘
「サイドチェンジをされて逆サイドで数的優位をつくられてスピードアップされるというのが多かった。向こうは仕掛けてくるから、そこで後手になって崩されて、シュートで終われることが多かった。攻撃も奪ったあとにFWに入れたときにサポートにいけなかったり、プレッシャーが来て焦ってパスミスしていた」

●DF岩下敬輔
「全体的にミスが多い。入りもよくなかったし、バタバタした。後半みたいに落ち着いて回せばチャンスをつくれる。2失点はもったいないけど、次につながる1点も取ってくれたので。次も先制点が大きくなる。ホームだし落ち着いて入りたい」

(取材・文 西山紘平)

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