岡崎「相手の必死さに負けた」
[11.8 J1第31節 柏 5-0 清水 柏]
4位・清水エスパルスは今季最多の5失点で首位戦線から脱落した。中盤の攻防戦で相手に上回られ、相手のボランチに自由にボールを持たれると、GK山本海人らのミスも重なり守備陣が崩壊。日本代表CB岩下敬輔の不在も影響したか、シュート18本を放たれ、柏に今季最多の5点を献上した。
そして攻撃陣は5月2日の第9節以来となる無得点。日本代表FW岡崎慎司は「自分らの力のなさ。自分としてもしっかりボールをおさえて、起点にならないといけなかった。キープできれば、自分達の攻撃も回ったと思う。そして点も取れなかった・・・」。加えてエースが課題に挙げたのは、チームの“踏ん張る”力だった。「きょうみたいにうまくいかなくても踏ん張って勝ちにつなげる、今年はこれができていた。きょうは踏ん張ることができなかったし、相手の必死さに負けてしまった」と残念がった。
一時首位に立ちながら2試合連続の1点差負けで後退し、この日の敗戦で首位との勝ち点差は8まで開いた。優勝はほぼ絶望的な状況だ。だがACL出場圏内3位のG大阪との勝ち点差はまだ4で、次節の直接対決を制すればチャンスはある。それだけに「まだ望みは捨てていない」と力を込めたエースとチームの最後の踏ん張りに期待がかかる。
<写真>清水FW岡崎
(取材・文 吉田太郎)
4位・清水エスパルスは今季最多の5失点で首位戦線から脱落した。中盤の攻防戦で相手に上回られ、相手のボランチに自由にボールを持たれると、GK山本海人らのミスも重なり守備陣が崩壊。日本代表CB岩下敬輔の不在も影響したか、シュート18本を放たれ、柏に今季最多の5点を献上した。
そして攻撃陣は5月2日の第9節以来となる無得点。日本代表FW岡崎慎司は「自分らの力のなさ。自分としてもしっかりボールをおさえて、起点にならないといけなかった。キープできれば、自分達の攻撃も回ったと思う。そして点も取れなかった・・・」。加えてエースが課題に挙げたのは、チームの“踏ん張る”力だった。「きょうみたいにうまくいかなくても踏ん張って勝ちにつなげる、今年はこれができていた。きょうは踏ん張ることができなかったし、相手の必死さに負けてしまった」と残念がった。
一時首位に立ちながら2試合連続の1点差負けで後退し、この日の敗戦で首位との勝ち点差は8まで開いた。優勝はほぼ絶望的な状況だ。だがACL出場圏内3位のG大阪との勝ち点差はまだ4で、次節の直接対決を制すればチャンスはある。それだけに「まだ望みは捨てていない」と力を込めたエースとチームの最後の踏ん張りに期待がかかる。
<写真>清水FW岡崎
(取材・文 吉田太郎)