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新潟、ACL消滅。マルシオ負傷交代の不運が響く

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[11.21 J1第32節 新潟0-1柏 東北電ス]

 アルビレックス新潟は柏に0-1と痛い星を落とした。結果、3位・G大阪に勝ち点で8差となったため、目標としていたACL出場権の獲得が消滅した。

 試合は序盤、新潟のペースだった。FW矢野貴章にボールを集め、チャンスは作った。しかし、好機を演出していた攻撃的MFのマルシオ・リシャルデスが右足を痛めて前半43分に交代。いっきに攻撃の糸口が減った。

 4分あった後半ロスタイムに、交代出場のFWチョ・ヨンチョルの右足シュート、MF本間勲のミドルシュート、DF千代反田充のヘディングシュートと、たて続きにゴールを脅かしたが、ネットは揺らせず。6月28日の名古屋戦を最後に、8試合連続(4分け4敗)でホームでの勝利を逃した。
 
 新潟の公式HPによると、鈴木淳監督は「立ち上がりから悪くはなかったのですが、最初に迎えた決定機を決められずに、徐々に流れが柏さんに行ってしまったように思います。後半に入り、マルシオのケガもあって中盤の所でゲームが作れず、あるいはバランスが良くなくて主導権を握られるところがありました」とゲームメーカーの負傷交代を嘆いた。

(文 近藤安弘)

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