[11.21 J1第32節 広島0-0名古屋 広島ビ]

　左手甲の骨折で戦線離脱していた名古屋グランパスの日本代表GK楢崎正剛が、8月23日のG大阪戦以来、約3カ月ぶりの出場を果たした。

　広島戦に先発した守護神は、ブランクを感じさせないプレーを随所に披露。シュートは13本浴びたが、危なげなく防いだ。

　スポーツニッポンweb版によると、ストイコビッチ監督も高く評価していたようで、「長く試合に出ていなかったが、完ぺきなパフォーマンスだった」と活躍を褒め称えた。

　対する楢崎は、目指しているレベルが違うせいか、笑顔はまったくなし。「やれることはやったが、もう少し試合勘はほしい」と厳しく自己採点していた。

(文　近藤安弘)