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小椋のJ1初ゴール、"FW"栗原のロングシュートで横浜FMが4戦ぶり白星

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[11.29 J1第33節 横浜FM2-0清水 日産ス]

 横浜F・マリノスが4試合ぶりの勝ち点3を手にした。試合は清水に支配される時間が長かったが、今季限りでの解任が決まっている木村浩吉監督の采配もずばり的中。後半30分、途中出場のMF小椋祥平のJ1初ゴールとなるミドルシュートで先制すると、後半ロスタイムにはDF金根煥の投入に伴い、FWにポジションを上げていたDF栗原勇蔵の豪快なロングシュートが決まり、2-0で勝った。

 木村監督は試合後のインタビューで「シーズン中、ああいう意外性のあるシュートが入ってなかった。今日は両方とも意外性があると言えば、意外性のあるシュート」とコメント。今季限りでの解任が発表されてから待望の初勝利。12月5日の最終節・山形戦に向け「来年の指揮を執れないことは決まったが、集大成として勝って締めくくりたい」と語っていた。

 うれしいJ1初ゴールとなった小椋は「シュートは相手に当たった。もう少し強烈で、きれいなシュートだったらよかったけど…。でもうれしいです。ホーム最終戦で点が取れて、終わりよければすべて良しです」と笑顔を見せていた。

(文 西山紘平)

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