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無得点で6戦未勝利のG大阪、交代を命じられたペドロが大激怒

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[3.20 J1第3節 G大阪0-0新潟 万博]

 ガンバ大阪はスコアレスドローで今季公式戦6戦勝利なしとなった。FWの軸が定まらない中、西野朗監督は「流動性を付けて、変化を付けたかった」と4-4-2から4-2-3-1にシステムを変更。FWルーカスが1トップに入り、2列目に右からMF佐々木勇人、MF遠藤保仁、MF二川孝広を並べた。

 しかし、これがなかなか機能せず、前半37分には早くも佐々木を下げ、FWチョ・ジェジンを投入。チョが1トップに入り、ルーカスが中盤に下がった。ところが、今度は後半開始早々にルーカスが左足を負傷。急きょFWペドロ・ジュニオールがピッチに入った。

 次々と選手は入れ替わるが、決定機はつくれないまま。後半27分にDF安田理大のミドルシュートがGKの好セーブに阻まれる場面はあったものの、攻撃は単発だった。

 後半34分には途中出場のペドロ・ジュニオールをベンチに下げ、FW平井将生を投入。この交代にペドロ・ジュニオールが激怒し、ユニフォームをピッチに投げ付け、不満を爆発させた。

 結局、後半35分のDF加地亮のミドルシュートもクロスバーに阻まれ、0-0のまま終了。23日にはアウェーのACLアームド・フォーシズ戦が控える過密日程の中、試合後のインタビューで「とにかく勝ち点3を追求し続けたい」と話す西野監督の表情も険しかった。

(文 西山紘平)

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