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緊急出場ボスナーの弾丸FKで清水が首位に浮上

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[3.20 J1第3節 清水1-0神戸 アウスタ]

 清水エスパルスは途中出場のDFボスナーの弾丸FKでヴィッセル神戸を1-0で下し、2連勝で首位に立った。エースのFW岡崎慎司が前歯の負傷のため欠場。FW大前元紀がリーグ戦初先発を果たした試合は拮抗した展開が続いた。

 前半29分、MF小野伸二のパスからFWヨンセンがシュートを狙うが、GK榎本達也がキャッチ。前半41分には神戸のFW茂木弘人に決定的なシュートを打たれたが、DFが体を張って防ぐなど互いに粘り強く守り続けた。

 均衡を破ったのはボスナーのひと振りだった。DF岩下敬輔の負傷で後半3分から出場していたオーストラリア人DFは後半37分のFKのチャンスに左足を振り抜くと、低い弾道のキックは壁の間を抜け、GKの手を弾いてゴールネットを揺らした。

 結局、これが決勝点に。清水の公式サイトによると、ボスナーは「FKは自分から“蹴りたい”と言った。イメージ通りに蹴ることができて、素晴らしいサポーターの前でゴールできて本当にうれしい。いつでもゴールを決めてやろうと思っていて、今週もFKの練習をしていたおかげで自信をもって臨むことができた。誰が決めても、チームが勝つことが大事」と話した。

(文 西山紘平)

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