beacon

J1で半年近く勝利のない磐田、ついに最下位に転落

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.27 J1第4節 磐田2-3京都 ヤマハ]

 ジュビロ磐田は2度のリードを生かせず、2-3で敗れた。前半20分にFWイ・グノの右足ミドルで先制。1-1に追いつかれたあとの後半13分にはFW前田遼一のPKで再び勝ち越したが、その後2失点。2トップに今季初ゴールが生まれた喜びもかき消される悪夢の逆転負けだった。

 これで開幕から4試合未勝利(1分3敗)の勝ち点1で最下位に転落。昨季にさかのぼっても、J1で最後に勝ったのは昨年10月3日の柏戦(2-1)。昨季から10試合連続白星なし(4分6敗)と、半年近く勝利から見放されている危機的状況だ。

 磐田によると、イ・グノは「自分がゴールしたときはうれしかったけど、最後に決められてとても悔しい。自分たちの力が足りないということだと思う。今できることは、みんなで一生懸命頑張ることだけ」とコメント。前田も「今の現状を物語っているゲームだったと思う」と力なく語った。

(文 西山紘平)

TOP