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F東京vs鹿島 試合後の選手コメント

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[4.10 J1第6節 F東京1-1鹿島 味スタ]

 J1第6節は10日、各地で7試合を行い、味の素スタジアムではFC東京鹿島アントラーズが対戦し、1-1で引き分けた。F東京は前半4分、FW平山相太のPKで先制したが、鹿島も同39分にFW興梠慎三が同点ゴール。W杯メンバー入りを争う両エースがゴールを決めたが、チームは勝ち点1ずつを分け合った。
以下、試合後の選手コメント


●FW平山相太
―PKはGKの動きを見て蹴る狙いだった?
「教えられないです。秘密です」
―キッカーは決まっていた?
「最初はナオさん(石川)とか松下さんが蹴るのかなと思ったけど、“蹴りますか?”って聞いたら2人とも“お前が蹴れ”って。じゃあ、行きますと」
―PKの練習はあまりやってないよね?
「してないっすね」

●FW重松健太郎
―初先発だったが?
「うれしい気持ちの反面、やらないといけないなと。プレッシャーはそんなになかったけど、やってやろうと思っていた」
―結果は1-1だったが?
「やっぱり自分のドフリーのシュートを決めていればと悔やまれる。でも、この試合のみんなの気持ちとかボールへの執着心は次につながると思うし、みんながこういう試合をすれば、自ずと勝ち点も積み上げていけると思う」
―途中出場と先発で違いもあった?
「途中出場だと、相手は疲れているけど、スタメンだと一緒なので、走っても付いてくるなと。それでも運動量でかき回していこうと思っていた。走るプレーはまあまあできたと思うし、続けていきたい」

●MF石川直宏
「鹿島には最初の立ち上がりとか20分ぐらいの失点でやられていたから、まず守備から入ろうと。いい形でプレスがかかっていたと思う。結果は満足はしていないけど、90分の戦いとしては次につながると思う。でも、これが次できなかったら意味がない」

●DF今野泰幸
―先発だったが?
「出たかったし、自分的には行きたかった。でも最終決断をするのは監督。先発で使ってくれて、やってやろうと思っていた。正直、勝ちたかったし、失点もゼロに抑えたかったけど。僕は試合に出たいし、これからも休まずやっていきたい」
―足の状態は?
「自分でもビックリするぐらい驚異の回復をしたので。川崎戦が終わったときは厳しいかなと思ったし、2、3日は厳しいなと。でも、4日目ぐらいに急激によくなった」
―試合の入り方がよかった?
「去年は2試合とも鹿島に先手を取られて、相手のペースが続いてしまって、後半も余裕を持って戦われた。今日は立ち上がりに気をつけようと話していたし、セーフティーにやって、気持ちも入っていたし、それがいい方向に進んだと思う」
―ケガで代表も辞退しなければならなかったが?
「ケガでサッカーができないのが一番苦しいし、出ない方が緊張する。健康でサッカーをやれていることが一番幸せなんだなって、短い期間だったけど、そう思った」

<鹿島>
●FW興梠慎三
―セルビア戦で悔しい思いもしたが?
「監督は“忘れろ”と言っていたけど、自分自身なかなか忘れることができなかった。ストレスというか、そういうのを全部この試合にぶつけようと思っていた。得点が取れて、次につながると思う」
―今日は岡田監督も視察に来ていたが?
「あんまり(W杯を)意識すると、自分のプレーができなくなる。チームのためにプレーしていきたい」
―次はアウェーのACLだが?
「厳しい戦いになると思うけど、行くからには勝ち点3を狙うし、自分のゴールも狙っていきたい」

●DF内田篤人
―足の状態は?
「ちょっと疲れてきてから後半は気になったけど、大丈夫。連敗しなかったのはよかったけど、5分で1点取られちゃうとね。いいときの鹿島は立ち上がりの取られそうなときに取られないとか、取れそうなときに取れるとか、そういうのがあった」
―今はいいときの鹿島ではない?
「点の取られ方だけを見るとね。失点の仕方が2試合続けてこうだと悔いが残る。うまくいかないときは我慢するしかない」

●DF新井場徹
「こういう過密日程でも、前回負けて、今日は引き分けで、あとあと響いてくる。連戦で厳しいけど、目の前の勝ち点3を狙っていくことがこのチームに課せられていることだし、常に勝ち点3を狙っていかないといけないと思う」

(取材・文 西山紘平)

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