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復帰の遠藤&ルーカス活躍でG大阪が快勝、宇佐美もリーグ初ゴール

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[4.24 J1第8節 G大阪2-0F東京 万博]

 ガンバ大阪がMF遠藤保仁、FWルーカスの復帰戦を快勝で飾った。左太腿裏筋膜炎で離脱していた遠藤が公式戦4試合ぶり、左ひざじん帯損傷から回復したルーカスが公式戦8試合ぶりにベンチ入り。0-0で折り返した後半開始から2人がピッチに入り、一気に試合の流れを引き寄せた。

 後半21分、左45度の位置でボールを持ったルーカスが右足を振り抜くと、無回転気味に飛んだボールはGK権田修一の手を弾き、ゴールネットを揺らす。さらに同30分、FW宇佐美貴史がルーカスとのワンツーでPA内に進入し、シュート。いったんはGKに弾かれたが、こぼれ球を遠藤が拾い、シュートフェイントから再び中央に戻し、宇佐美が押し込んだ。

 ACLではゴールを決めている宇佐美だが、リーグ戦では待望の初ゴール。試合後のインタビューでは「ごっつぁんゴールだったけど、1点は1点なのですごくうれしいです」と笑顔を見せていた。

 相次ぐ故障者で3バックに変更するなど苦しい戦いを余儀なくされていたが、その中でチャンスをつかんだ17歳の宇佐美ら若手が台頭。この日が復帰戦となった遠藤、ルーカスもそれぞれアシスト、ゴールと活躍し、今後に勢い付く勝利となったのは間違いない。

(文 西山紘平)

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