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新潟に初勝利献上…神戸が最下位に転落

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[5.1 J1第9節 神戸1-2新潟 ホームズ]

 ヴィッセル神戸が最下位に転落した。公式戦6試合ぶりの先発復帰となったFW大久保嘉人が積極的にゴール前に迫り、前半30分にはMFポポの右クロスから決定的なヘディングシュートを放ったが、ゴール左へ。優勢に試合を運びながら、前半37分にミスから先制を許した。

 直後の前半39分、GK榎本達也が負傷し、GK紀氏隆秀と交代するアクシデント。それでも後半20分、ゴール前でMF吉田孝行、MFエジミウソンとつないで最後はFW都倉賢が左足で同点弾を決めた。

 しかし、後半24分、再びリードを許すと、同30分のPKのピンチは紀氏がMFマルシオ・リシャルデスのキックをセーブしながら、反撃及ばず1-2で敗れた。

 前節終了時点で最下位だった新潟に初勝利を献上し、17位大宮も勝ったことで、神戸が最下位へ。三浦俊也監督は試合後のインタビューで「前半の決定機の数で言うと、神戸の方が上だった。自分たちのミスから失点して苦しくなった」と厳しい表情で話していた。

(文 西山紘平)

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