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新潟がホームで311日ぶり勝利、前節の初勝利に続いて連勝飾る

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[5.5 J1第10節 新潟2-1横浜FM 東北電ス]

 前節の神戸戦(2-1)で今季初勝利を挙げたアルビレックス新潟が今季ホーム初勝利で2連勝を飾った。ホームでの勝利は昨年6月28日の名古屋戦(2-1)以来、311日ぶり。ゴールデンウィーク最終日、4万1002人が駆け付けたスタジアムは熱狂に包まれた。

 立ち上がりの7分、横浜F・マリノスのFW渡邉千真に先制点を奪われた。それでも気落ちすることなく、同点ゴールを目指す。前半15分にはMFチョ・ヨンチョルがFWミシェウとのワンツーから左足でシュートを狙ったが、GKの好守に阻まれた。

 それでも前半38分、PA内右サイドでFW矢野貴章がヒールパス。これに反応したチョ・ヨンチョルがシュートを打つと、GKが弾いたボールを再びチョ・ヨンチョルが左足で流し込み、同点に追いついた。

 1-1で折り返した後半、横浜FMの攻勢に押される時間帯もあったが、守備陣が粘り強く対応。そして後半20分、MF三門雄大が左サイドからクロスを上げると、ゴール前で競ったこぼれ球が逆サイドに流れる。ここに走り込んだMFマルシオ・リシャルデスが右足を振り抜き、勝ち越しゴールを奪った。

 マルシオ・リシャルデスは試合後のインタビューで「立ち上がりはよくなかったが、そこから集中して、いいゲームができた。みんなで勝ち取った勝利だと思う」とコメント。大観衆の声援に「苦しいときも支えてくれたサポーターに感謝している」と、約1年ぶりとなるホームでの勝利を一緒に喜んでいた。

(文 西山紘平)

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