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惜別弾に涙、ドイツ移籍の香川が"有終の美"

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[5.15 J1第12節 C大阪2-1神戸 長居]

 ドルトムント(ドイツ)移籍の決まったMF香川真司の“惜別ゴール”でセレッソ大阪がに2-1で逆転勝ちし、2連勝を飾った。

 ヴィッセル神戸は前半14分、DF茂木弘人のロングフィードをMFボッティがヘディングシュート。GKキム・ジンヒョンの弾いたボールをもう一度ボッティが押し込み、先制点を奪ったが、C大阪が前半ロスタイムで逆転に成功する。

 前半ロスタイム3分、DF高橋大輔の右クロスにFW播戸竜二が倒れ込みながらヘディングで押し込む同点ゴール。さらに、その直後に右45度の位置で獲得したFKから香川が右足で直接狙うと、きれいにゴール左に吸い込まれ、あっという間に逆転した。

 ドイツ移籍が決まった香川にとって、C大阪でのラストゲームで“有終の美”を飾る決勝点。試合後はチームメイトから胴上げも受け、インタビューでは「今日の勝利はセレッソにかかわっているすべての人が生み出した勝利だと思う。サポーターのおかげだし、感謝したいです」と目に涙を浮かべ、感慨に浸っていた。

(文 西山紘平)

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