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浦和は数的優位生かせず…ホーム公式戦4試合連続の無得点

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[7.31 J1第16節 浦和0-1大宮 埼玉]

 浦和レッズは数的優位を生かせず、痛恨の敗戦を喫した。0-1の前半39分、大宮のDF村上和弘が一発退場。残り51分間、数的優位に立ちながら、決定機を生かせなかった。

 後半立ち上がりは怒涛の攻撃だった。後半1分、FWエスクデロ・セルヒオがMF阿部勇樹とのワンツーで抜け出し、シュートを狙うもDFがブロック。同2分、MFポンテの左クロスに合わせたDFスピラノビッチのヘディングシュートはGK正面に飛んだ。同4分にはMF柏木陽介の縦パスをFWエジミウソンがワンタッチで流し、阿部が決定的なシュート。しかし、これもGK北野貴之の好セーブに阻まれた。

 後半26分には途中出場のDF宇賀神友弥が左サイドから切れ込み、右足で鋭いミドルシュートを放つも、これもGK北野がセーブ。結局、最後までゴールを割れなかった。試合後のインタビューに応じたフォルカー・フィンケ監督は「数え切れないチャンスをつくったが、決めることができなかった。何人かの選手は肝心なときに冷静さと集中力を欠く」と、決定力不足のチームを嘆いた。

 前節はアウェーで京都に4-0と圧勝しながら、ホームの埼玉ダービーで屈辱の零封負け。特にホームではナビスコ杯を含めて公式戦4試合連続無得点と、深刻なゴール欠乏症に苦しんでいる。

(文 西山紘平)

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