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前節初ゴールの矢野が2戦連発、新潟は10戦負けなし

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[7.31 J1第16節 新潟2-1F東京 東北電ス]

 アルビレックス新潟はFW矢野貴章の2戦連続ゴールなどでF東京に2-1で競り勝ち、10試合連続負けなし(6勝4分)となった。

 前節の鹿島戦(2-2)で待望の今季初ゴールを決めた矢野が連発だ。前半15分、相手のパスミスをインターセプトしたFWミシェウが前線にスルーパス。これに反応した矢野がゴール前に抜け出し、右足のシュートはミートし切れなかったが、GKの脇を抜け、ゴールマウスに吸い込まれた。

 鹿島戦はMF本間勲を出場停止で欠き、4-3-3にシステムを変更したが、本間の戻ったこの日は通常の4-4-2で臨んだ。前半の早い時間に2トップの関係だけで先制点を奪うと、後半35分には出場停止明けの本間にもゴールが生まれた。

 右サイドでキープした矢野が後方に落とすと、MFマルシオ・リシャルデスがワンタッチの絶妙なスルーパスを通し、本間が右足で追加点を決めた。その3分後に1点は返されたが、そのまま2-1で勝利。矢野は試合後のインタビューで「チームみんなで攻めて守ってといううちらしいサッカーができている。これを続けていきたい」と自信に満ち溢れた表情で話していた。

(文 西山紘平)

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