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日程の不利が続いたF東京、城福監督「フェアに戦いたかった」

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[7.31 J1第16節 新潟2-1F東京 東北電ス]

 FC東京は中2日の連戦が続く過密日程を考慮し、先発4人を入れ替えて臨んだが、DF今野泰幸の追撃弾も及ばず、1-2で敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した。

 DF椋原健太、MF鈴木達也、FW赤嶺真吾とフレッシュなメンバーを先発起用したF東京は右足痛を抱えるMF梶山陽平もベンチスタートで、ボランチでは大卒ルーキーのMF高橋秀人がリーグ戦初先発を飾った。

 しかし、前半15分に先制点を許し、同28分のDF松下年宏の直接FKはクロスバーを直撃。0-1で前半を折り返すと、後半開始から高橋に代えて梶山を投入し、反撃を狙った。後半3分にはその梶山が決定機を迎えるが、GK黒河貴矢が好セーブ。後半35分に2点目を許すと、その3分後に梶山のスルーパスから今野が1点を返したが、反撃もここまでだった。

 クラブによると、城福浩監督は「我々は試合間隔が中2日、中2日。前節、磐田は中3日で我々と対戦し、今日の新潟も中3日。過酷日程を言っているわけではなく、我々はフェアに戦いたかった」と日程の不公平さに不満を示し、「このコンディションの中で、最後までよく力を振り絞ってくれた」と選手をねぎらっていた。

(文 西山紘平)

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