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中断明け6度目無失点の川崎F。しかし不運にもCB井川が骨折!

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[8.18 J1第19節 川崎F4-0名古屋 等々力]

 川崎フロンターレが首位・名古屋を下して勝ち点3差の“1ゲーム差”に詰め寄った。攻撃陣の奮闘もあるが、W杯中断明けの8試合で6度目となる完封劇をもたらした守備陣の活躍が大きい。そんなDFラインに不安要素が紛糾した。

 後半20分にCBの井川祐輔が佐原秀樹と交代したが、何と左足第5中足(小指)骨骨折で全治約2カ月の怪我を負ったことが判明した。交代する際は大怪我をしたようなアクションは見せなかったが、チーム関係者によると、試合中に踏まれて痛みを覚えたという。試合終了後、すぐに横浜市内の病院に向かって精密検査を受けた。

 川崎FはW杯の中断明けから堅守を発揮。7月14日の大宮戦からこの日の名古屋戦を含めた8試合で6度の無失点を演じている。その間、井川は全試合に先発し、DF菊地光将とともに守備を支えていた。この日も前半45分に、井川がケネディのヘディングシュートを間一髪で跳ね返し、同点弾を防いだ。それだけに離脱は痛い。名古屋を撃破し、勢いに乗りかけたところでの悪夢……。残った選手でカバーし合うしかない。

<写真>川崎F・DF井川

(取材・文 近藤安弘)

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