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磐田が3発逆転で中断明け初勝利

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[8.18 J1第19節 磐田3-2神戸 ヤマハ]

 ジュビロ磐田がホームで神戸に3-2で競り勝ち、リーグ再開後初勝利となる7試合ぶりの勝利を飾った。

 中断明け6試合は3分3敗。この日も2度リードを許す苦しい展開だったが、3試合連続無得点中の攻撃陣が奮起した。0-1の前半20分、右サイドのDF駒野友一からPA手前でパスを受けたMF西紀寛がDF2人をドリブルでかわし、右足でゴール左隅に流し込む。
 
 前半31分にPKで再び勝ち越されたが、同36分、FWジウシーニョの左クロスが神戸DF北本久仁衛のハンドを誘い、PKを獲得。これをFW前田遼一が決め、2-2と再び同点に追いついた。

 そして後半8分、DFパク・チュホの左クロスをGKが弾いたボールを西が押し込み、ついに逆転に成功した。

 磐田によると、2得点の西は「チャンスもあり、ピンチもあった試合だった。ただ、いつもよりゴールに近いところでチャンスをつくれたと感じている。これを続けていきたい」とコメント。チームとして4試合ぶりの得点を挙げ、1試合3得点以上も7試合ぶり今季3度目と、手応えをつかめたようだ。

 この勝利で順位も2つ上がり13位に浮上した。PKとはいえ、エースの前田にも7試合ぶり、中断明け初ゴールが生まれた。降格圏とは勝ち点6差。依然、残留争いは続くが、今後へ弾みがつく勝ち点3となったのは間違いない。

(文 片岡涼) 

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