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3試合ぶりゴールで先制も……広島は痛恨の逆転負けで3連敗

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[8.18 J1第19節 広島1-2大宮 広島ビ]

 サンフレッチェ広島が泥沼の3連敗を喫した。過去2戦はいずれも0-2の零封負け。この日は前半3分、DFストヤノフのロングフィードをFW佐藤寿人が落とし、MF高萩洋次郎がワンタッチでつないだボールをMF山崎雅人が右足で流し込み、3試合ぶりとなるゴールで先制点を奪った。

 しかし、前半37分、45分と連続失点し、前半のうちに逆転されてしまう。後半20分、スルーパスに反応した佐藤がゴール前に飛び込むも、前に出てきたGK北野貴之にボールを抑えられるなど反撃及ばず、そのまま1-2で敗れた。

 クラブによると、ペトロヴィッチ監督は「前半25分くらいまでに3、4点取らなければいけなかった。チャンスが数多くある中で決めなければ、リードしていてもチームはバタバタしてしまう」と、追加点を取れなかったことを悔やんでいた。

 MF森崎浩司を出場停止で欠き、MF山岸智、MFミキッチというサイドアタッカー2人も負傷欠場。DF森脇良太が中盤の右サイドで先発し、最終ラインにDF横竹翔が入る苦しい状況ではあったが、痛恨の逆転負けで10位に後退した。

(文 西山紘平)

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