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F東京は神戸と同じ勝ち点も、社長は「彼自身が乗り越えるべき」と監督解任を否定

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[9.12 J1第22節 F東京0-1浦和 味スタ]

 FC東京はPK献上で浦和に0-1敗戦。これでリーグ戦8試合連続(3分け5敗)で勝ち星から見放された。順位は14位だが、降格圏の16位・神戸と同じ勝ち点21と厳しい状況に立たされた。

 この日、神戸は三浦俊也監督の解任を発表したが、FC東京の村林裕社長は「代えるつもりはありません。監督の仕事は目標を背負っていい仕事をすること。それと、うまくいかない状態を乗り越えていくことも監督の仕事。今年は城福監督と契約した。彼自身が乗り越えるべき」と城福浩監督の解任を否定した。

 とはいえ、J2降格圏が目前に迫っている。この日は練習を始めたばかりの4-1-4-1を採用するなど、城福監督の采配で不安視される部分もある。それでも村林社長は「(今季は)残り12試合とまだまだ試合がある」と、巻き返しのチャンスは十分にあるという認識を示した。ただ、「少なくとも今日の時点で変えるつもりはない」ともコメントしており、さらに状態が悪化した場合、監督交代を行う可能性を示唆した。

<写真>F東京城福監督
(取材・文 近藤安弘)

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