[7.9 J2第20節 水戸0-1横浜FC Ksスタ]

　横浜FCが試合終了間際のPKで連敗を2でストップし、5試合ぶりの勝ち点3を手にした。2戦連続無得点中だったが、最後の最後で水戸ホーリーホックに競り勝った。

　後半ロスタイム、右サイドからドリブルで仕掛けたFWカイオがDF塩谷司に倒される。PAぎりぎりのプレーに大西弘幸主審はいったんFKを示したが、八木あかね副審のアピールを受け、PKを宣告。水戸の選手は猛抗議したが、このPKをカイオが落ち着いて左足でゴール左に沈めた。

　チームにとって3試合ぶりの得点が劇的な決勝点。依然、順位は暫定17位と厳しい状況は変わらないが、目の前の一戦一戦を勝っていくしかない。岸野靖之監督は「勝ち点3を積み上げることが一番大事で、ぶさいくかもしれないけど、それを徹底してやってくれた選手、スタッフに感謝したい。本当にでかい1勝」と素直に喜んでいた。