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玉田が得点ランク単独トップの10点目、名古屋は5連勝で13戦負けなし

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[7.31 J1第19節 福岡0-3名古屋 レベスタ]

 名古屋グランパスが3発快勝で怒涛の5連勝を飾った。これで13試合負けなし(9勝4分)。先制点のFW玉田圭司は2ケタの今季通算10得点とし、得点ランキングでも単独トップに浮上した。

 王者がいよいよエンジン全開だ。最下位・福岡を3-0で一蹴し、消化試合が1試合少ないながら首位・横浜FMを勝ち点4差の3位でぴったり追走している。玉田は試合後のインタビューで「これからも負けたくないし、無敗記録を続けていきたい」と力強く言い切った。

 前半は福岡のカウンターに苦しめられ、0-0で折り返したが、エースのひと蹴りが嫌な雰囲気を一掃した。後半6分、MF藤本淳吾のスルーパスから左サイドを抜け出したFW小川佳純がマイナスに折り返し、玉田が左足で蹴り込んだ。

 玉田の2試合ぶり今季10得点目で先制点を奪うと、後半28分には小川のスルーパスから右サイドのスペースに走り込んだ玉田が折り返し、逆サイドから走り込んだ藤本が追加点。後半ロスタイムにはFWケネディが自ら獲得したPKを決め、3-0とダメを押した。

 玉田は「前半はふがいない試合をしてしまって、ハーフタイムに『これじゃいけない』と話し合った。それが得点につながった」と振り返った。試合の中でしっかりと修正し、決めるべき人が決めて2試合連続3得点の快勝。王者の貫録を見せ付けた名古屋の勢いはそう簡単に止まりそうにない。

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