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横浜FMvs広島 試合後の監督会見要旨

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[3.7 J1第1節 横浜FM2-4広島 日産ス]

 Jリーグが開幕した7日、横浜の日産スタジアムでは横浜F・マリノスサンフレッチェ広島が対戦。マリノスは早稲田大卒のルーキーFW渡邉千真の開幕戦初ゴールで先制したが、その後広島の攻撃サッカーが爆発。DF槙野智章、FW佐藤寿人らのゴールで広島が4-2と勝利し、J1復帰1戦目にして幸先の良い「勝点3」を獲得した。
 以下、試合後の監督コメント

<横浜F・マリノス>
木村浩吉監督
「コンディションの良い選手を使い、11人を先発させた。立ち上がりの時間帯に1点が入った。相手のリズムになりつつあったところを1点リードしてるということもあって取り戻せなかった。リズムを立て直せないまま悪い時間帯に失点をしてしまった。後半はリスクを負ってでもとりに行こうと話した。後半2点ビハインドになって、多少カウンターを受けたのは仕方がない。この若いメンバーのときには、もっと前からプレスをかけないとこのような形を招いてしまうのかも…。でも選手たちは、最後まであきらめず戦ってくれました」
―先制した渡邉について?
「先制点は素晴らしかった。開幕でゴールもあげて、十分な働きはしてくれた。もっとやれる選手です」
―後半にボランチを2枚かえたのは何故か?
「小椋が前がかりになっていた。長谷川はボールが足に着いていないシーンもあったし、拮抗しているゲームならばかえる必要はなかったが、2点差で負けていたのでかえなければならなかった」


<サンフレッチェ広島>
ペトロヴィッチ監督
―試合の感想は?
「難しいゲームとなった。試合が始まってすぐに0-1となった。しかし我々はその後落ち着いてゲームをコントロールし、我々のサッカーができた。昨シーズンJ2で見せてきたようなサッカーができた。良いディフェンス、危険なところをケアしながらボールを奪ってからすぐにアタックできたと思う。今日は良いゲームは出来たが、修正すべき点がある。2失点したが、J1を戦う上ではあのような失点をしてはいけない」
―J1でやっていく手応えは?
「07年シーズンもJ1で戦っているが、あの時もJ1で十分やれると感じていたし、昨年J2で戦っているときも、広島はJ1でもやれると考えていた。今日は、それを見せられた。今日はただの1勝に過ぎない。1勝だけではJ1を生きぬくことはできない。とにかく1試合を大事に戦っていく。明日からは、また次の試合のことを考えてしっかり準備をしていきます」

<写真>握手を交わす両監督(正面が広島ペトロヴィッチ監督)
(取材・文 山口雄人)

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