[3.14 J1第2節 浦和3-1FC東京 埼玉ス]

　Jリーグ第2節・浦和レッズvsFC東京が14日、埼玉スタジアム2002で行われ、MF阿部勇樹、FWエジミウソン、MFポンテの3ゴールで浦和が快勝。浦和はホーム開幕戦を白星で発進。第2節にして、今季初の「勝点3」を獲得した。
　以下、試合後の選手コメント。

[浦和レッズ]
●MFポンテ
「今日はPAにどんどん蹴り込もうと思っていた。難しいゲームになると思ってはいたが、やはり勝ちたかった」

●FWエジミウソン
「(ゴールシーンは)良いパスが来たから入れるだけだった。足の裏だったね。今日はチーム全体の動きが良かった。自分もゴールしたが、チーム全員でスペースを探したり走り込んだりした賜物。この勝利は自信になった。浦和レッズは全員が同じヴィジョンを持って、常にレベルアップして良い試合を見せていかないといけない」

●MF阿部勇樹
「(1点目は)下に叩きつけたらミートした。ピッチが雨で濡れていたので入ったラッキーゴール。開幕で負けていたので今日勝てたのは良しとする。ホームでは長いこと勝てていなかったので、ホームで勝てなくてどうするんだという気持ちがずっとあった」

●FW原口元気
「初勝利は嬉しいです。今日は非常に緊張しました。でも気持ち良かったです。今日はサイドから仕掛けることが出来たので、開幕戦に比べると手応えは感じました。自分のプレーには満足できませんが、初のホームで初勝利できて嬉しい。僕は余り緊張するタイプではないのですが、あの(埼玉スタジアムの)雰囲気は経験したことがなかったので今日はガチガチでした」

●MF鈴木啓太
「今日は球際など、チームとしても個人としてもメリハリのあるプレーが出来た。チーム全員が『同じ画』を描き続けて戦うのが、今シーズンのポイントになると思う」

●GK都築龍太
「監督が、チームがやろうとしていることをどれだけ出せるか。そんな試合だった。今年は何とかチームを建て直したい。今日のようなサッカーを見せて行けば良いのかな…とは思う」


[FC東京]
●FWカボレ
「(得点シーンは)良いパスが入ってきて、直接は決められなかったが(相手のオウンゴールで)、結果的には崩せた感じ。他にもいろいろチャンスはあったので決めたかった。開幕から7失点もしているので、何とかしないといけない」

●MF梶山陽平
「またしてもセットプレーからの失点があった。これは課題。それからカウンターからの悪いとられ方。これも反省するべき点。ただ、1点だけでも取り返せたのは良かったこと」

●MF石川直宏
「(途中交代の時)監督にボールを奪って仕掛けて行けと言われて出た。早く1点返したかったので、(強烈な)ミドルを放った。でもダメだった」

●DF平松大志
「サポートが遅れたりして、無意味に走らされるような場面もあった。トレーニングでも守備は意識的にやっていたのだけれど…。後半に加点されてからは、DFは裏のスペースを突かれまいとして結構引いてしまった。でも浦和のキープ力の前に、色んな場面で回されてしまった」

(取材・文 山口雄人)