beacon

名古屋・小川、主審と激突し大量出血

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.4 J1第4節 川崎F 3-1 名古屋 等々力]

 名古屋グランパスのMF小川佳純松尾一主審と激突して左目上を裂傷。数針縫うハプニングに遭った。
 場面は3-1と川崎Fリードの後半ロスタイム、マギヌンの右CKに対してファーサイドからゴールを狙った小川が、GKチャージの判定のために小走りでゴールエリア方向へ向かっていた松尾主審と激突。腹部を押さえてうずくまったレフェリーに対して「ヤバイ」と思ったという小川だったが、周囲の反応を見て自身の左目上もカットしていることに気づく。大量の出血のためにピッチ外へ出た小川には応急処置が施されたが、血だらけとなっていたユニフォームを交換しなければならないという主審の判断でピッチ内に入れず。小川はタッチライン外で試合終了の笛を聞いた。後半ロスタイムの追撃ムードに水を差されたチームは1-3で敗戦。今季初黒星を喫した。
 「残り1、2分だったので、(負傷後ピッチに)入って何ができたかわからない。しょうがないです」と小川。右額に裂傷を負ったACL・北京国安戦(17日)に続いて頭部に傷を負う不運となったが、負傷は深刻なものではない模様。チームドクターの川崎氏も次の試合の出場について「問題ない」と話していた。

(取材・文 吉田太郎)

TOP