beacon

玉田「合わない」、名古屋が苦手・川崎Fに今季初黒星喫す

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.4 J1第4節 川崎F 3-1 名古屋 等々力]

 名古屋グランパスは05年以来勝利のない苦手・川崎フロンターレにシュート19本を浴びて1-3で敗戦。今季初黒星を喫した。前半23分にMF小川佳純が鋭いドリブルで左サイドを打開し、ラストパス。これをMFマギヌンが押し込み、幸先よくリードを奪った。
 だが、直後に左サイドを破られて失点すると、29分にもセットプレーから勝ち越し点を許した。逆転された後は、セカンドボールを完璧に支配し、波状攻撃を仕掛けていたが後半に失速。悪い形でボールを失っては川崎Fのカウンター攻撃にさらされる場面の連続だった。
 日本代表FW玉田圭司は「(川崎Fに対する)合う合わないがあるかというと、あると言わざるを得ない結果。(それにしても今日はボールの)取られ方が悪すぎると思う。単純な技術的ミスもあった。これは昨年の悪い癖」と反省の弁が口をついた。小川も「得点した後の失点とセットプレーについてはチームがよくないときに出る課題。自分も含めてチーム全体が忘れていた。(今日出た反省点を)改善しなくてはならない」。3日後にはACLのニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)戦を控える。敗戦を引きずらずに次戦へ備える。 

(取材・文 吉田太郎)

TOP