[4.11 J1第5節 横浜FM5-0神戸 ニッパ球]

　11日の横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の対戦は、FW渡邉千真、FW山瀬功治、FW狩野健太の攻撃力が爆発し、マリノスが5-0で今季初勝利。
　以下、試合後の選手コメント。

[横浜F・マリノス]
●DF中澤佑二
「ホッとした。でもここからが大事。怪我人がいるのは仕方がないこと。でもその分新しい選手にチャンスが巡って来ている。1勝して嬉しいが、それで喜んでいてはダメ。常勝していきたい」

●FW渡邉千真
「先はまだまだ長いけれど、とりあえず、とにかくホッとしています。自分の得点で勝てたのは嬉しい。ファンの期待に応えることができた。ゴールを決めたのは良かったが、まだまだ今日で4点目。(2点目をきめた)あの後も決定的なシーンが2度あったが決められなかった。反省しています」

●DF松田直樹
「素直に嬉しい。ホッとしています。(2点目の)山瀬のゴールは本当に嬉しかった。泣こうかな…。やり続けてきたことで、やっと結果がついてきた。浩吉さんが言っていた通りになった。怪我人が多いけれど、みんな下を向かずに上を向いてやってこれたのが良かった。次は鹿島、名古屋戦がある。結果を出したい」

●MF兵藤慎剛
「疲れたけれど、勝ててよかったです。キャプテンマークを巻いたのは緊張した。次負けたら今日勝った意味がなくなるので、次も頑張りたいです」

●FW山瀬功治
「(4点目の)シュートはそのままの勢いで蹴り込んだ。今日の試合で全てを判断するのはまだ早い。今日大事なことは結果がやっとこさ出たということ。うちのサッカーは守りも攻撃も全てが連動していくサッカー。これを続けていけば相手は凄く嫌だとおもう」

[ヴィッセル神戸]
●DF宮本恒靖
「(姿を現わすや否や)今日(喋れること)は何もないですよ」
―サイドのスペースをガンガン突かれてましたね?
「早い時間に3点やられた。試合運びの面でよくなかった。だれの責任というわけではなくて、チーム全体の問題だ」
―前半17分のCKで決めれず、流れが向こうに行ったが?
「確かにあのプレーで試合の流れが変わってしまった。今日の敗戦はチームにとっていい薬となる」
―5失点は初めてか?
「ガンバ時代に一度6点とられたことがある。でも大量失点というのにとらわれすぎてもよくないからね」

(取材・文 山口雄人)