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柏vs名古屋 試合後の選手コメント

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[4.18 J1第6節 柏1-2名古屋 柏]

 J1第6節は18日、各地で6試合を行い、日立柏サッカー場では柏レイソル名古屋グランパスが対戦。名古屋は前半31分、FWダヴィのゴールで先制すると、後半14分にFW菅沼実のゴールで同点に追い付かれたが、後半ロスタイムに再びダヴィがゴールをねじ込み、2-1で競り勝った。

<柏>
●FW菅沼実
「絶対に勝ちに行くつもりだった。(ゴールは)打った瞬間、入ったかなと思った。でも、もう1点取らないと…。流れの中でもう1点欲しかった」

●FW李忠成
「決め切れない。何が何でも自分の力を出せるようにしないといけない」

<名古屋>
●FWダヴィ
―1点目の場面は?
「自分がフリーだったのと、いいタイミングで中に入っていくことができて、ああなったと思う」
―ロスタイムには劇的なゴールも決めたが?
「運もあった。マギヌンがシュートを打ったのが相手に当たって自分のところに来た」
―監督はあきらめない気持ちが勝利につながったと話していたが?
「監督の言う通りだと思う。そういう気持ちがあったからゴールを決めることができた。試合の最初からいい形で相手陣内でプレーできたし、最近結果が付いてきてなかったので、集中して試合に臨めた。大事なのは勝ち続けること。アウェーでは負けないことを意識して、ホームでは必ず勝ちたい」
―ダヴィ選手が点を取ると負けないが?
「自分が点を取って勝つのは素晴らしいし、全部の試合が同じようにはいかないと思うけど、今後もそうなればいいと思う」

●MF中村直志
―前半で交代したが?
「右ひざ裏を痛めた。試合中のことでよく分からなかったけど、タンカで外に出て一回ピッチに戻れたけど、走れなかった。前半は我慢してやった。病院に行く予定はない」
―すぐにオーストラリア遠征だが?
「やるつもりでいる。やってみて痛みがあるなら考えるけど、感覚的には問題ない」
―1点目の場面は?
「あのタイミングなら右サイドにスルーパスを出した方がビッグチャンスになると思った。うまいタイミングで出せたと思う。ああいう形から決まると勢いが付く」
―システムが変わったが?
「ヨシ(吉村)も僕らが前にいてパスを出しやすいと思う。僕らも前からプレッシャーに行けたし、裏にも飛び出せた。最近は前からディフェンスできていなかったから」

●DF増川隆洋
―最近3試合勝利がなかったが?
「ずるずるいかないように心がけていたし、連敗を止めるのが一番の目標だった。それを果たせてよかった」
―システムが変わったが?
「逆に良さが出た。ポゼッションできて、守備のバランスもよくなってフォアチェックができるようになった。勝つと気持ち的にも変わってくるし、ACLに向けていい切り替えができた」
―最後は3バックだったが?
「最近はよくある形だし、点を取りに行くときは後ろを3枚にして。チームとして勝ちに行けたのは大きいし、オプションがあるのはチームの強みだと思う」

●DF田中隼磨
「名古屋のサッカーはサイドにボールが集まるので、3バックでも4バックでもやりやすさを感じている」
―最後まで運動量が落ちなかったが?
「自分自身は走れる状態だったし、勝つんだという気持ちもあった。もっと走れたと思う」
―惜しいシュートもあったが?
「ボールが足元に入りすぎて、強いシュートを打てなかった。あそこで決めればもっと楽になった」
―内容もよかった?
「すべて納得することはできない。後半1-0の状況から追加点を取って2-0にしないといけないのに、同点にされたのは課題」
―最近3試合勝っていなかったが?
「結果は大切だし、こういう拮抗した激しい試合で勝ち点3を取るのが優勝争いをするチームだと思う。勝ち点3を取ってACLに向かえるのは全然違う。普通の勝ち点3よりも大きいと思う」
―J1通算200試合出場となったが?
「本当なら自分で点を取って節目にしたかったけど。チームが勝ったので、幸せです。試合数は気にしていなかった。きょうも知らなくて、奥さんに 言われて知った。自分としてはゴール数の方をもう少し増やしたいと思っている」

(取材・文 西山紘平)

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