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小川のFK弾で逆転、名古屋が4位浮上

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[4.26 J1第7節 名古屋2-1横浜FM 瑞穂陸]

 名古屋グランパス横浜F・マリノスに逆転勝ちし、今季初の連勝で4位に順位を上げた。FW玉田圭司、MFマギヌンが負傷欠場したため、右からFW津田知宏、FWダヴィ、MF小川佳純と並ぶ3トップを採用したが、コミュニケーションが合わず、連動した攻撃を見せれない。前半は風下に立ったこともあり、守勢を強いられ、前半43分にはFW坂田大輔に先制ゴールを許した。

 後半に入ると、名古屋がボールを支配し、横浜FMを押し込む時間が続いたが、効果的な崩しがなく、決定機をつくれない。それでも後半26分、小川の右CKにDF吉田麻也が頭で合わせて同点。同36分には小川が左サイドから直接FKを叩き込み、セットプレー2発で逆転に成功した。

 主力のケガ、ACLとの過密日程など苦しい状況でつかんだ貴重な勝ち点3。22日のACLニューカッスル戦(1-0)に続く2戦連発で今季リーグ戦初ゴールを決めた小川は試合後のインタビューで「攻撃の選手として点が取れてなかったので、きょうは勝利に貢献できてうれしい」と会心の笑みだった。

(文 西山紘平)

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