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一挙3得点も追いつかれ新潟痛恨のドロー

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[5.5 J1第10節 新潟3-3磐田 東北電ス]

 J1第10節の7試合が5日各地で行われ、東北電力ビッグスワンスタジアムでは、リーグ6位のアルビレックス新潟と12位のジュビロ磐田が対決。新潟は前線選手の攻撃力が火を噴き一挙3得点を入れたが、その後追いつかれ3-3で試合を終えた。

 新潟の攻撃力が前半から爆発した。前半11分にMFチョ・ヨンチョルが先制すると、23分にはFWペドロ・ジュニオールが得点ランク1位タイとなる7点目のゴールで加点。25分にはFW矢野貴章のゴールで一気に3点を奪取した。

 矢野のゴールから僅か1分後、磐田も外国人パワーを武器にゲームを盛り上げた。前半26分にMFジウシーニョが1点を決めると、新加入の韓国代表FWイ・グノが2点目を奪取。イ・グノはJ加入後4試合で4点目のゴールを早くもマーク。相変わらずの高得点力を見せつけた。

 後半に入ると試合は拮抗。3-2のまま新潟が逃げ切るかと思われたが、試合終了間際に磐田のジウシーニョがこの日2点目となるゴールをPKできっちり決め、土壇場で3-3のドローとした。

 新潟は前々節・ジェフユナイテッド千葉戦でも試合終了数分前に同点に追いつかれ2-2。前節・浦和レッズ戦でも後半ロスタイムに決勝点を奪われ0-1で敗北。このゲームでも、終了間際の攻防で得点を奪われる格好となった。磐田は最後の最後に執念を見せ、しぶとく勝点1をものにした。

(文 山口雄人)

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