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ハンドを2回見逃され、佐藤寿「ドログバが怒った理由分かる」

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[5.9 J1第11節 千葉2-1広島 フクアリ]

 サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人が試合後、扇谷健司主審のジャッジに怒りをあらわにした。1-2で折り返した後半、佐藤寿の放ったシュートがDFの手に当たったように見えた場面が2度あったが、扇谷主審はいずれもハンドを取らず、プレー続行。「ペナルティーエリア内でDFが手を出す必要はない。Jリーグでは特にシュートに対する手の出し方が問題で、開幕前にレフリーから説明を受けているのに、それがまったく生かされていない」と疑問を呈した。

 「GKがもうひとりいたような感じだった」。そう吐き捨てた佐藤寿は「副審は角度によって見にくいし、主審がしっかり見える位置にいないと。それで見えないっていうなら、ポジショニングが悪いということ」と怒りが収まらなかった。

 6日の欧州CL準決勝第2戦、チェルシーvsバルセロナでもバルセロナのハンドが2度見逃され、試合後、FWディディエ・ドログバが激高し、主審に暴言を吐く“事件”が起きたばかり。佐藤寿は「ドログバがあれだけ怒った理由も分からなくない」と最後まで納得がいかない様子だった。

<写真>広島FW佐藤
(取材・文 西山紘平)

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